トゲピーはだれのもの?
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ポケモンセンターにたちよったサトシはオートギ博士からのメッセージを受(う)け取(と)る。サトシはひさしぶりにオートギ博士と話(はなし)をする。オートギ博士はベトベトンにつきまとわれながら、サトシにポケモン図鑑のバージョンアップの方法(ほうほう)を教(おし)える。サトシはさっそくバージョンアップして新(あたら)しく発見(はっけん)されたポケモンの情報(じょうほう)などを追加(ついか)した。それからポケモンセンターを出(で)たサトシたちは、サトシが持(も)ってきたポケモンの卵(たまご)から何(なに)が生(う)まれるか話(はな)す。タケシは毎日卵(まいにちたまご)をだいてねているらしい。カスミはドククラゲになるといいと言(い)い、サトシはプテラはイヤだと言(たまご)い、タケシはゴローニャがいいと言(い)う。ところが卵(たまご)は卵売(たまごう)りにへんそうしたロケット団にうばわれてしまう。その卵(たまご)をニャースはとても熱心(ねっしん)に世話(せわ)をする。卵(たまご)に話(はなし)しかけ、おフロもいっしょに入り、夜(よる)は卵(たまご)をだいてねる。そこへロケット団の小屋をみつけて卵(たまご)をとりかえしにきたサトシたちと大(だい)らんとうになる。
あらそっている間(あいだ)に卵(たまご)はわれて、中(なか)からとってもかわいいポケモンが出(で)てくる。それはトゲピーというはりたまポケモンだった。そしてトゲピーがだれのもがでポケモンバトルをすることになる。たたかうのは卵(たまご)をひろってきたサトシ、いっしょにねてあたためていたタケシ、トゲピーがなついているカスミそして一生(いっしょう)けんめいに世話(せわ)をしたニャースの4人だ。ニャースは自分(じぶん)がポケモンを持(も)っていないことに気(き)づくいてあわてるけど、自分(じぶん)がポケモンだったことも思(おも)いだして自分(じぶん)で命令(めいれい)して自分(じぶん)でたたかう。そして1回戦(かいせん)、タケシのイワークにニャースが勝(か)ち、2回戦(かいせん)はヒトデマンを出(だ)そうとしたカスミだが、コダックが出(で)てしまいサトシのフジギダネにまけてしまう。そして決勝(けっしょう)はニャースがピカチュウにあっけなくまける。ニャースはなきながら「ニャーの分まで幸せになるニャー」と言ってさる。でも結局はトゲピーは生まれて初めて見(み)たものを親(おや)だと思(おも)うしゅうせいから、初(はじ)めて見(み)たカスミのものになってしまう。
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