たいけつ!ポケモンジム!
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サトシたちがたどりついた町(まち)は、何(なに)かようすがおかしい。昼間(ひるま)なのに外(そと)にだれも人(ひと)がいないのだ。そして、いきなり子(こ)どもたちに石(いし)をなげつけられる。やってきたおじさんに話(はなし)を聞(き)くと、その町(まち)では公認(こうにん)ジムをめざしてヤスジムとカツジムが対立して、あらそいがたえないらしい。だからこの町(まち)の人(ひと)はポケモントレーナーをきらっているのだ。その話(はなし)を聞(き)いていると、ロケット団があらわれた。ロケット団はカツジムにやとわれているらしい。ロケット団をタケシのロコンがおいだしたあと、女(おんな)の人(ひと)がきてサトシたちをヤスジムにさそう。きれいなお姉(ねえ)さんに弱(よわ)いタケシはついていくが、ヤスジムはお金(かね)もうけのためにヤスジムを公認(こうにん)ジムにしようとしていた。ヤスジムのリーダーはストライクでサトシにかかっていくが、ピカチュウは大好(だいす)きなケチャップをきられストライクはそれをあびてひるんでしまう。ピカチュウはケチャップがおしかったみたいだけど、ジムリーダーはサトシたちが強(つよ)いと思(おも)ってしまう。実(じつ)はヤスジムで一番強(いちばんつよ)いポケモンのストライクもカツジムで一番強(いちばんつよ)いポケモンのエレブーも、赤(あか)い色(いろ)でこうふんするのだ。サトシはいいことをおもいつく。
ヤスジムとカツジムのたいけとが始(はじ)まる。ストライクの「つるぎのまい」に「いあいぎり」、エレブーの「かみなりパンチ」がさくれるする。そこへサトシたちはケチャップをかける。するとストライクとエレブーはこうふんして、それぞれのトレーナーにおそいかかる。そして最後(さいご)にピカチュウのカミナリで、いっきにやっつける。すると、両方(りょうほう)のジムがサトシたちにおそいかかろうとする。しかし、そこへポケモン検定委員(けんていいいん)のジョーイさんがあらわれ、このままでは公認(こうにん)ジムにはなれないと言(い)う。ジョーイさんは、どうしたらいいかはサトシに聞(き)くように言(い)って、サトシは先生(せんせい)とよばれる。それぞれのジムのトレーナーたちは、まずこわれた町(まち)を直(なお)すことから始(はじ)める。先生(せんせい)とよばれていい気(き)になっているサトシをむしして、子どもたちはピカチュウを先生(せんせい)とよぶ。サトシたちは小(ちい)さなポケモンファンを作(つく)って町(まち)をでた。
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