ピカチュウのもり

 
  • サトシたちが森(もり)で一休(ひとやす)みしていると、ピカチュウがたくさんのピカチュウたちをみつける。ピカチュウは、その中(なか)に入(はい)ってピカチュウたちとなかよくする。そこへサトシが入(はい)ろうとするとピカチュウたちは、おびえてにげてしまう。サトシたちがピカチュウたちの話(はなし)をしているといっぴきのピカチュウが川(かわ)に落()ちる。ピカチュウは川(かわ)にとびこんで、ピカチュウたちといっしょに、おぼれたピカチュウをたすける。ピカチュウは、またピカチュウたちとなかよくなる。サトシはそんなピカチュウを見()て、さみしそうにして、いつもの元気(げんき)がなくなる。
  •  ピカチュウのさけび声(ごえ)でサトシたちがかけつけると、ロケット団の「ピカチュウほかくネット」にピカチュウがみんなつかまっている。そしてサトシたちもそのネットにつかまってしまう。ピカチュウたちはロケット団の気球(ききゅう)につれて行(いえ)かれてしまう。でも、ピカチュウたちは途中(とちゅう)でネットをかみ切()ってにげて、最後(さいご)にのこったピカチュウが気球(ききゅう)をかみやぶってロケット団をやっつける。ところが、みんなでよろこびあっているピカチュウたちをあとに、サトシはだまって行()ってしまう。サトシはピカチュウは大勢(おおぜい)のピカチュウたちといっしょにいることが一番幸(いちばんしあわ)せだと考(かんが)え、ピカチュウをおいて行()く決心(けっしん)をしたのだ。ピカチュウがサトシの前(まえ)に来()るけど、サトシはそれをふりきって走(はし)る。ピカチュウとの思い出(おもいで)を思(おも)い出()しながら、なみだをこらえて一生(いっしょう)けんめい走(はし)る。でも、サトシの前(まえ)には大勢(おおぜい)のピカチュウたちに見守(みまも)られたピカチュウがやってくる。ピカチュウたちはサトシとピカチュウをおうえんしてるのだ。サトシはピカチュウにだきついて、またピカチュウと旅(たび)を続(つづ)けることになる。 

 まえのお話つぎのお話